昭和記念公園は、東京都立川市にある国営の広大な公園です。
花畑や芝生広場、水辺など多彩なエリアがあり、観光やレジャー目的で訪れる人に人気があります。
初めて訪れる方が気になるのが「最寄駅から歩いてどのくらいかかるの?」という疑問。
実は、選ぶゲートによって徒歩時間が大きく変わるのがこの公園の特徴です。
本記事では、立川駅・西立川駅・武蔵砂川駅など主要駅から各ゲートまでの徒歩ルートをわかりやすく解説。
さらに、園内を歩いて一周する場合の目安時間や、散策を快適に楽しむためのコツも紹介します。
徒歩でもしっかり楽しめる昭和記念公園の魅力を、観光目線でわかりやすくナビゲートします。
昭和記念公園はどんなところ?基本情報と見どころ
昭和記念公園は、東京都立川市と昭島市にまたがる、国営の大型レジャーパークです。
四季折々の花々や広々とした芝生、ゆったりと過ごせる水辺などがあり、訪れるたびに違う景色が楽しめます。
ここでは、まず公園の全体像と特徴を整理していきましょう。
東京ドーム約39個分!昭和記念公園の魅力とは
昭和記念公園の面積はおよそ180ヘクタール。これは東京ドーム約39個分に相当します。
都心から電車で約30分ほどで、こんなに広い自然空間を満喫できるのは貴重です。
園内には花畑、ボート池、森の散策路、遊具広場、そしてリラックスできる芝生エリアなど、多彩なエリアが配置されています。
特に人気なのが「みんなの原っぱ」。大きなケヤキの木を中心にした開放感のある広場で、観光客にも地元の人にも親しまれています。
自然と都市が共存する理想のレジャースポットとして、年間数百万人が訪れる理由がここにあります。
| エリア名 | 特徴 | 
|---|---|
| みんなの原っぱ | 大ケヤキがシンボル。ピクニックや写真撮影に人気。 | 
| 日本庭園 | 四季折々の風情が楽しめる和の空間。 | 
| こどもの森 | 遊具と自然が融合したエリア。 | 
| 水鳥の池 | ボートや水辺散歩を楽しめるスポット。 | 
5つの有料ゲートと「みどりの文化ゾーン」の違い
昭和記念公園には5つの有料ゲートと、無料エリア「みどりの文化ゾーン」があります。
ゲートによってアクセスしやすい駅やエリアが異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。
たとえば立川ゲートはメインエントランスで、園内中心部や原っぱへのアクセスが良好。
一方で西立川ゲートは駅から徒歩2分と最短ルートで、子連れや短時間滞在にも便利です。
| ゲート名 | 最寄駅 | 徒歩時間 | 
|---|---|---|
| 立川ゲート | JR立川駅 | 約18分 | 
| 西立川ゲート | JR西立川駅 | 約2分 | 
| 昭島ゲート | JR東中神駅 | 約10分 | 
| 砂川ゲート | 西武拝島線武蔵砂川駅 | 約20分 | 
| 玉川上水ゲート | 武蔵砂川駅 | 約25分 | 
季節ごとのおすすめエリア(春の花畑・秋の紅葉など)
昭和記念公園は季節によって表情が大きく変わります。
春はチューリップや菜の花、秋はコスモスや紅葉が見どころです。
特に「花の丘」のコスモス畑はSNSでも話題で、観光目的で訪れる人にとって外せないスポットです。
夏は水遊びエリアや噴水が人気で、冬にはイルミネーションも実施されます。
どの季節に訪れても、新しい発見があるのが昭和記念公園の最大の魅力です。
昭和記念公園へ徒歩で行ける?最寄駅からのアクセスまとめ
昭和記念公園はアクセスルートが多く、目的地によって最適なゲートが変わります。
ここでは、主要駅からの徒歩時間を整理し、観光目的の方におすすめのルートを紹介します。
最寄駅とゲートの組み合わせを知ることが、快適な散策の第一歩です。
立川駅から立川ゲート・あけぼの口までの徒歩ルート
中央線「立川駅」北口から立川ゲートまでは徒歩約18分です。
立川駅は商業施設が充実しており、散歩がてら歩くには最適なルートです。
途中には「グリーンスプリングス」や「立川タカシマヤ」などの複合施設があり、カフェや雑貨店を楽しみながら向かうことができます。
また、公園の無料エリア「みどりの文化ゾーン」に隣接するあけぼの口までは徒歩約10分。
ここから立川ゲートまでさらに10分ほど歩くと、有料エリアに入れます。
観光目的で園内を散策したい場合は、少し距離があるものの、立川駅ルートは見どころが多くおすすめです。
| 出発駅 | 到着ゲート | 徒歩時間 | 特徴 | 
|---|---|---|---|
| 立川駅 | あけぼの口 | 約10分 | 無料エリア「みどりの文化ゾーン」に隣接 | 
| 立川駅 | 立川ゲート | 約18分 | 公園中心部にアクセス可能 | 
西立川駅が最短ルート!徒歩2分の便利アクセス
最もアクセスが良いのが、青梅線「西立川駅」から西立川ゲートへのルートです。
駅の北口を出てまっすぐ進むと、徒歩わずか約2分でゲートに到着します。
園内の「水鳥の池」や「こどもの森」などにすぐアクセスできるため、短時間滞在にも向いています。
時間を節約したい方や、ゆっくり歩くのが苦手な方にとって最適なルートといえるでしょう。
西立川ゲートは、観光客に最も人気のある入り口でもあります。
| 出発駅 | 到着ゲート | 徒歩時間 | おすすめポイント | 
|---|---|---|---|
| 西立川駅 | 西立川ゲート | 約2分 | アクセス最短・園内中央部に近い | 
昭島・砂川・玉川上水ゲートへの行き方と注意点
メイン以外のゲートも、それぞれ特徴があります。
青梅線「東中神駅」から昭島ゲートへは徒歩約10分。比較的歩きやすい道で、落ち着いた雰囲気が魅力です。
一方で、西武拝島線「武蔵砂川駅」から砂川ゲートまでは徒歩約20分。
さらに、同駅から玉川上水ゲートまでは約25分かかるため、徒歩ではやや長めのルートになります。
これらのルートを利用する場合は、移動時間に余裕を持つことが大切です。
静かな自然を感じたい人には、砂川・玉川上水エリアが穴場といえるでしょう。
| 出発駅 | 到着ゲート | 徒歩時間 | 特徴 | 
|---|---|---|---|
| 東中神駅 | 昭島ゲート | 約10分 | 比較的アクセス良好・落ち着いた雰囲気 | 
| 武蔵砂川駅 | 砂川ゲート | 約20分 | 静かな自然エリア・人が少ない | 
| 武蔵砂川駅 | 玉川上水ゲート | 約25分 | 住宅街を抜けるルート・静かに散策できる | 
園内の広さと徒歩一周にかかる時間
昭和記念公園は、東京都内でもトップクラスの広さを誇ります。
歩くだけでもかなりの距離があるため、事前に全体像を知っておくと安心です。
ここでは、公園のスケール感と徒歩で一周する際の目安時間をまとめました。
サイクリングコース14kmのスケール感
昭和記念公園のサイクリングコースは全長約14kmあります。
コースは公園をほぼ一周するように設計されており、主要な観光スポットを効率よく巡ることができます。
歩く場合もこのコースに沿って移動すると、自然と主要エリアを網羅できるのが特徴です。
園内の整備が行き届いており、道幅も広く、どの年代でも歩きやすい環境です。
広大でも整然とした設計だからこそ、安心して歩けるのが昭和記念公園の魅力です。
| エリア | 距離の目安 | 特徴 | 
|---|---|---|
| 立川ゲート~西立川ゲート | 約2km | 園内の中心部、花畑や原っぱを通るルート | 
| 西立川ゲート~昭島ゲート | 約3km | 水辺や林エリアを散策できる | 
| 昭島ゲート~砂川ゲート | 約4km | 人が少なく静かな散歩コース | 
| 砂川ゲート~立川ゲート | 約5km | 自然と花景色が豊富なルート | 
徒歩一周はどのくらい?目安時間とおすすめルート
公園を徒歩で一周する場合、目安は約3時間半〜4時間です。
景色を楽しみながらのんびり歩くなら、半日を想定するとちょうどよいでしょう。
時間が限られている場合は、目的地を絞るのもおすすめです。
例えば「花の丘」「みんなの原っぱ」「日本庭園」を巡るルートなら、2時間ほどで十分楽しめます。
園内は想像以上に広いため、時間配分を意識することが重要です。
| コース例 | 所要時間 | 特徴 | 
|---|---|---|
| 立川ゲート→みんなの原っぱ→花の丘→日本庭園 | 約2時間 | 代表的な観光スポットを網羅 | 
| 西立川ゲート→水鳥の池→こどもの森→みんなの原っぱ | 約1時間半 | 短時間でも満足度が高いルート | 
| 全ゲート一周(外周コース) | 約4時間 | 公園全体を巡るロングルート | 
観光目的ならレンタサイクル&パークトレインも活用を
徒歩だけで回るのは大変という方には、園内のレンタサイクルやパークトレインの利用がおすすめです。
レンタサイクルは立川口、西立川口、砂川口で貸出しており、1時間単位で利用できます。
また、園内を循環する「パークトレイン」は、主要エリアをつなぐ移動手段として人気があります。
写真を撮りながらゆっくり移動できるので、観光重視の人にもぴったりです。
歩き・自転車・トレインを組み合わせれば、公園を最大限楽しめるでしょう。
| 移動手段 | 特徴 | 利用可能エリア | 
|---|---|---|
| 徒歩 | 自由度が高く、写真や散策に最適 | 全エリア | 
| レンタサイクル | 14kmの専用コースあり、快適に移動可能 | 立川口・西立川口・砂川口 | 
| パークトレイン | 主要スポットを結ぶ観光トレイン | 主要エリア間 | 
昭和記念公園を歩いて楽しむためのコツ
昭和記念公園は広大な敷地を持つため、歩き方次第で快適さが大きく変わります。
ここでは、観光目的で訪れる方がゆったり散策を楽しむためのポイントを紹介します。
準備と工夫で、徒歩での公園体験がぐっと快適になります。
靴・服装・時間帯の選び方
昭和記念公園を徒歩で回るなら、まず靴選びが重要です。
舗装された道も多いですが、芝生や土の道もあるため、歩きやすいスニーカーがおすすめです。
服装は季節に合わせ、動きやすく通気性の良いものを選びましょう。
また、時間帯によっても雰囲気が変わります。
午前中は比較的人が少なく、写真撮影や静かな散歩に最適。
午後は日差しが柔らかく、広場や花畑でのんびり過ごすのにぴったりです。
| 時間帯 | おすすめポイント | 
|---|---|
| 午前(9:30〜11:00) | 人が少なく、写真撮影に最適 | 
| 昼(11:00〜14:00) | 賑やかで活気のある雰囲気 | 
| 午後(14:00〜16:30) | 夕方の光が美しく、ゆったり散策向き | 
暑さ・迷子・時間ロスを防ぐ工夫
昭和記念公園は広いため、歩く前に地図を確認してルートを決めておくのがおすすめです。
公式サイトにはエリアごとのマップがあり、目的地までの距離や所要時間も確認できます。
また、夏場は木陰や休憩スペースを上手に活用し、こまめに休むのがコツです。
同行者とははぐれた時の待ち合わせ場所を決めておくと安心です。
スマートフォンの地図機能を活用すれば、初めての訪問でもスムーズに移動できます。
| トラブル | 対策 | 
|---|---|
| 広くて迷いやすい | 入園時に地図をもらい、現在地を確認 | 
| 時間が足りない | あらかじめ回るエリアを決めておく | 
| 人が多い | 午前中や平日を選ぶ | 
写真・カフェ・休憩スポットのおすすめ
歩き疲れたら、園内にあるカフェや休憩所を活用しましょう。
立川口近くの「カフェ ガーデン」や、「ふれあい広場レストラン」では軽食やドリンクを楽しめます。
また、園内の各所にはベンチや芝生エリアがあり、気軽に休憩できるのも魅力です。
フォトスポットとしては、「みんなの原っぱ」の大ケヤキや「花の丘」の季節の花畑が特に人気です。
歩きながら小さな発見を楽しむことが、昭和記念公園の醍醐味です。
| 休憩スポット | 特徴 | 
|---|---|
| カフェ ガーデン(立川口) | おしゃれな雰囲気で休憩に最適 | 
| ふれあい広場レストラン | 園内中心部、食事や休憩に便利 | 
| みんなの原っぱ周辺ベンチ | 木陰でゆったり休憩可能 | 
目的別おすすめゲートとアクセス戦略
昭和記念公園には複数のゲートがあり、それぞれ特徴や雰囲気が異なります。
どのエリアを訪れたいかによって、最適なゲートを選ぶことで移動距離を減らし、より充実した時間を過ごせます。
目的に合わせてゲートを選ぶことが、昭和記念公園を歩いて楽しむ最大のコツです。
花畑・フォトスポット重視の人は「立川口」
公園のメインゲートである立川口は、花畑や人気フォトスポットへのアクセスが最も良いエリアです。
「花の丘」「水鳥の池」「カナール噴水」など、昭和記念公園を代表する景観がこの周辺に集まっています。
特に春と秋にはチューリップやコスモスが咲き誇り、写真撮影を目的に訪れる観光客も多く見られます。
立川駅からは徒歩約18分かかりますが、街並みを楽しみながら歩ける点も魅力です。
「立川口=映える景観の中心」と覚えておくと良いでしょう。
| 対象タイプ | おすすめゲート | 特徴 | 徒歩時間(最寄駅) | 
|---|---|---|---|
| 花畑・写真好き | 立川口 | 華やかで見どころが多い | 約18分(立川駅) | 
ピクニックや子連れは「西立川口」
西立川口は、公園内でもアクセスが最も良いゲートです。
JR西立川駅から徒歩約2分と近く、「みんなの原っぱ」や「こどもの森」への動線が短いのが特徴です。
広い芝生や木陰のエリアが多く、シートを広げてのんびり過ごすのにぴったりです。
周辺には自動販売機やトイレも整備されており、休憩しながら安心して過ごせます。
短時間でも公園の良さを味わいたい人にはベストな入口です。
| 対象タイプ | おすすめゲート | 特徴 | 徒歩時間(最寄駅) | 
|---|---|---|---|
| 家族・ピクニック | 西立川口 | 駅から最短・広場がすぐ | 約2分(西立川駅) | 
静かな自然を楽しみたい人は「砂川口」や「玉川上水口」
人が少なく落ち着いた雰囲気を求めるなら、北側の砂川口や玉川上水口がおすすめです。
このエリアは自然林や散歩道が中心で、穏やかに過ごしたい人に向いています。
季節ごとの草花や鳥の姿を観察できるほか、静かな環境で読書やスケッチを楽しむのも良いでしょう。
最寄り駅の武蔵砂川駅からは徒歩20〜25分ほどかかるため、時間に余裕をもって出発すると安心です。
喧騒を離れ、静かな時間を過ごしたい人に最適なエリアです。
| 対象タイプ | おすすめゲート | 特徴 | 徒歩時間(最寄駅) | 
|---|---|---|---|
| 静かに散策したい人 | 砂川口・玉川上水口 | 自然豊かで人が少ない | 約20〜25分(武蔵砂川駅) | 
まとめ:徒歩でも楽しめる!昭和記念公園を満喫するコツ
昭和記念公園は、東京都心からのアクセスも良く、徒歩での散策にも最適な大型公園です。
立川駅・西立川駅・武蔵砂川駅など、複数の最寄駅からアクセスできるのが特徴で、目的地によって最適なルートが変わります。
特に西立川駅からの徒歩2分ルートは、観光や短時間の滞在にもぴったりです。
園内は14kmのサイクリングコースを中心に構成されており、徒歩で一周する場合は約3時間半〜4時間。
広さを活かして、花畑や水辺、芝生エリアなど多彩な自然を楽しむことができます。
「歩く」だけで一日が充実する公園といえるでしょう。
歩く際は、スニーカーなどの動きやすい靴を選び、時間帯や天候に合わせてルートを計画するのがポイントです。
また、休憩所やカフェも充実しているので、適度に休みながら自分のペースで散策を楽しめます。
昭和記念公園は、花や木々だけでなく、空の広さや風の心地よさも魅力のひとつです。
都市の中で自然に包まれる贅沢な時間を、ぜひ徒歩で体感してみてください。
歩く速度でしか見つけられない発見が、きっとあなたを待っています。
| おすすめアクセス | 徒歩時間 | 特徴 | 
|---|---|---|
| 西立川駅 → 西立川口 | 約2分 | 最短・便利・中央エリア近く | 
| 立川駅 → 立川口 | 約18分 | 花畑やフォトスポット多数 | 
| 武蔵砂川駅 → 砂川口 | 約20分 | 静かで自然豊かな散策ルート | 
徒歩でも十分に満喫できる公園、それが昭和記念公園です。
目的に合わせてゲートを選び、自分らしい過ごし方で一日を楽しんでください。
